こんにちは!前回はLaravelの基本的なインストールと設定についてご紹介しました。今回は、Laravelでデータベースと連携する方法について解説します。
LaravelはEloquent ORMを使用してデータベースとの連携を容易にします。Eloquent ORMは、データベースの各テーブルを「モデル」として表現し、これを通じてデータベースとのやり取りを行います。
データベースの設定
まず、データベースの設定を行います。.env
ファイルを開き、以下のようにデータベースの設定を行います。
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=your_database
DB_USERNAME=your_username
DB_PASSWORD=your_password
モデルの作成
次に、データベースのテーブルに対応するモデルを作成します。以下のコマンドを実行します。
$ php artisan make:model ModelName
CRUD操作
モデルを通じて、データベースのレコードに対するCRUD(作成、読み取り、更新、削除)操作を行うことができます。
- 作成:
create
メソッドを使用します。
$post = Post::create(['title' => 'My first post', 'body' => 'This is my first post.']);
- 読み取り:
find
やwhere
メソッドを使用します。
$post = Post::find(1);
$posts = Post::where('title', 'My first post')->get();
- 更新:
update
メソッドを使用します。
$post = Post::find(1);
$post->update(['title' => 'Updated title']);
- 削除:
delete
メソッドを使用します。
$post = Post::find(1);
$post->delete();
最後に
以上で、Laravelでデータベースと連携する基本的な方法をご紹介しました。次回は、Laravelでの認証と認可について解説します。お楽しみに!